歯肉炎について

担当: 院長 石渡 | 2022.10.16

こんにちは。

エムズ歯科クリニック祐天寺所属歯科医師の石渡と申します。

徐々にですが気候も秋めいてきて、過ごしやすくなってきましたね。台風などで天候が不安定な日もありますが、秋という季節はすぐに過ぎ去ってしまいますので、日々を楽しんでいただければと思います。

ところで、季節の変わり目は、お口のトラブルが度々起こります。お口の環境というのは意外に繊細ですので、ご自身の体調や環境の変化などを細かく察知します。

例えば、歯肉炎、歯周炎などの歯茎の病気は、ある日突然痛みや違和感として発現します。普段は不具合を感じなくても、体調が優れない期間が続いたり、歯磨きを怠ってしまった時に、歯茎が腫れぼったい感じがしたり、膿が出たりするのが、いわゆる歯周病です。

歯周病は本来、広義で指し示す単語で、その中にはただ歯茎が腫れるだけの病気である歯肉炎や、細菌の炎症によって骨が溶けてしまう歯周炎、排膿を伴う歯槽膿漏などが含まれています。

歯周病は、「全世界で罹患率が最も高い病気」としてギネスブックにも認定されるような疾患です。ですが歯周炎は、歯科医院で診てもらって診断がつかない限り、軽度の症状ならば何も加療せずそのまま放置している方が多いのが現状です。

先述した歯茎の腫脹や膿の排出が発現せずとも、歯茎の深さや歯の揺れ具合から歯周病と診断し、早期に治療に取り掛からなければいけない場合も数多くあります。症状が出てしまってからでは、遅いのです。

そのためには日頃のセルフケアや、歯科医院での定期検診が重要です。

歯周病は40~50代の方の内、80%以上が罹患する疾患とされていますので、まずは一度歯科検診を受けてみることを推奨いたします。

ACCESS / CONTACT

〒153-0052 東京都目黒区祐天寺2−9−4

03-5724-4558

診療時間
9:00~13:00
14:30~18:00

休診日:祝日

当院についてAbout

地図・アクセス
スタッフ紹介
理念・治療方針