フロスの歴史

担当: 歯科医師 渡邉 | 2024.03.30

こんにちは、祐天寺の渡邉です。

3月に入り河津桜や梅の見頃を終え、桜が咲き始める季節になりました。今年度を終え、4月から新生活に向けて準備していきましょう。

 

突然ですが日本における歯周病の罹患率は3人に2人とされており、生活習慣病と言ってもいいほどポピュラーな病気です。また、虫歯に関しても子供の罹患率は低くなりましたがいまだにポピュラーな病気のひとつです。

それぞれが進行性の病気で、バイ菌が歯や歯肉に感染することにより病状が深刻化していきます。

歯磨きを行えば予防することができますが、普通の歯ブラシだけでちゃんと磨いたとしても3〜4割は磨き残しが出てしまいます。そこは歯間部だったり歯並びが悪いところだったりします。その清掃を行うのに口腔清掃補助器具であるデンタルフロスや歯間ブラシ、タフトブラシ等が必須になります。

最もメジャーな補助器具であるデンタルフロスはいつ頃普及し出したのか紐解いていきます。

 

元々は1815年アメリカの歯科医師によって「シルクの糸を使い歯間清掃を行うことが疾患予防するために重要である」と提唱されました。しかし、あまり世間には浸透されませんでしたが、ナイロン性のデンタルフロスが絹製の従来のものよりも適していたこともあら徐々に普及し出していきました。

日本では海外帰りや上級階級を中心に広がっていきましたが、

皆さんも知っている方がいらっしゃる映画で一躍有名になります。それはジュリアロバーツとリチャードギアの作品で、プリティーウーマンという映画があります。そこで娼婦だったジュリアロバーツが鏡の前で娼婦という身の上にも関わらず、口を清潔に対する意識が高いことを知り、彼女を驚きとともに見直されました。

今では一般的なデンタルフロスですが,このような歴史を辿ありました。ぜひ皆さんも使用してみてください。

ACCESS / CONTACT

〒153-0052 東京都目黒区祐天寺2−9−4

03-5724-4558

診療時間
9:00~13:00
14:30~18:00

休診日:祝日

当院についてAbout

地図・アクセス
スタッフ紹介
理念・治療方針