
こんにちは。
エムズ歯科クリニック東中野、歯科医師の杉本です。
今年は元号が令和になり、多くの方がいろいろと転換期になったのではないでしょうか?
令和の意味、語源が気になったので調べてみました。
新元号は「令」と「和」の2つの漢字で構成されている。
「和」は周知のとおり「平和」「調和」ないし「日本」を意味し、儒教的な含意を持っている。
「令」という字はより多義的で曖昧であり、それもあって、前述したように一部で懸念を呼び起こす結果となった。
この文字には少なくとも3つの語義群がある。
古代には「お告げ」、すなわち啓示もしくは神道の神からの命令を意味し、神聖で縁起のよい意味合いを持っていた。
2番目は「立派な」もしくは「素晴らしい」ものの前につける伝統的な接頭辞。
一般的な例としては、優れた娘ないし息子を意味する「令嬢」「令息」などがある。
3番目は、「命令」「条令」のように、法律で義務付けられるもの、強制されるものを意味する。
現在は、最後の意味で使われることが一般的なため、違和感を覚えた人もいたのだろう。
古典文学では、「令」という漢字は通常、華やかな、優れた、美しい、魅力的な、といった意味合いで使われている。
上述の『万葉集』の一節でも同様である。
「令」という漢字の読みの一つに「うるわし」というものがあるが、これは通常「麗し」と書かれ、「美しい、かわいい」を意味する「綺麗」という言葉の「麗」と同じ漢字である。
つまり、古典文学では「令」は「美しい」とほぼ同義に使われているのだ。
とのことでした。
綺麗な意味が込められているみたいですね。
お口の中のことで何かお困りの際は検診にいらしてください。