インプラント周囲炎

担当: 歯科医師 渡邉 | 2021.08.17

こんにちは。祐天寺の渡邉です。

今回はインプラント についてお話ししていきたいと思います。

インプラント 治療は歯を失った欠損部を補うのに十分に確立された治療法となりました。天然歯の咬合力を100%とした時、インプラント は約90%の咬合力を発揮します。インプラント は整体親和性の高いチタン合金を用いており、骨と結合ししっかりと固定されます。

インプラント は虫歯にはなりませんが、歯周病には罹ってしまいます。

インプラント の歯周病は「インプラント周囲炎」と呼ばれます。本来の天然歯は周囲にセメント質と歯根膜と歯槽骨の歯周組織がありますが、インプラントはインプラント と骨のみになります。インプラント と骨はオッセオインテグレーションと言って結合していますが、インプラント周囲炎はオッセオインテグレーションが失われてしまうと天然歯違い歯周組織がないため歯周病の進行速度が天然歯と比べて速くなります。

そのため、インプラント治療後はメインテナンスが重要になっていきます。必ず定期的な検診を行い異常がないかどうか確認を行うようにしましょう。異常があった場合は早期発見できれば早期に治療を行うことができます。

現代のインプラントを確立されたブローネマルク先生の最初の患者は41年間何の異常もなくインプラントが機能していましたが、残念ながら寿命で亡くなってしまいました。

より長く十分に噛めるようにサポートできるように定期検診にいらして下さい。

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