こんにちは、エムズ歯科クリニック、歯科医師の片山翔一です。
今年の夏以降、9月後半から10月にかけて、急に気温が下がったり、また暑くなったりとなかなか安定しない日々がありましたね・・・。
気温差で体調を崩しやすくなりますので、皆さんご自愛ください。
秋になり、冬までの過ごしやすい気候で紅葉を見るためにドライブを楽しんでおります。
そんな秋には、私が所属しております日本歯周病学会と日本口腔インプラント学会の大きな学会がありました。
インプラント治療は、臨床応用されてすでに50年以上が経過している治療方法になります。
う蝕、歯周病、外傷で歯を失った部位に対する治療方法(ブリッジ、義歯、インプラント、移植)の一つに、インプラント治療があります。
このインプラント治療には、それぞれメリット・デメリットがあります。
メリットはやはりブリッジにように欠損の隣の歯を削らなくで済む、また義歯のように取り外しをする事のわずらわしさが無い、という事でしょうか。
ブリッジでは欠損部位の隣の歯が健康な歯の場合、大きく削らないとなりませんが、インプラント治療ではその欠損部位のみへの処置となるため歯を余計に削らなくて済みます。
また骨へ維持を求めるため、固定式となり、義歯のように粘膜の上で動く、また着脱をする際に義歯のバネの部分が残存歯へ大きな力を掛けてしまう事を防げます。
デメリットは外科処置である事と全身疾患によっには適応外となる事です。
インプラント治療を予定している部位の骨が大きく無くなっていたり、歯周病がきちんと治っていない、糖尿病やその他の全身疾患がある場合は適応外となる事があります。もちろん場合によっては医科との対診が必要となります。
歯の欠損部位の治療方法について話を聞いてみたい方、義歯で不便をしている方、インプラント治療に興味のある方はご相談ください。