こんにちは、エムズ歯科の歯科技工士の佐藤です。
暦の上では春とはいえまだまだ寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?
酷寒の冬がもうすぐ終わろうとしているこの頃ですが風邪など引いてないでしょうか?さて今回は口腔機能についてお話ししようと思います。
口腔機能とは?
お口にはさまざまな役割があります。
中には何気なく使っている機能もあり主な口腔機能としては、
・噛み砕いて物を飲み込むこと
歯で噛み砕き飲み込むことが食事をする際の流れですが、噛み砕くことを咀嚼といいよく噛むことで顎の骨や筋肉に刺激を与えます。
飲み込む動作のことを嚥下といい咀嚼によって細かくした食べ物を消化管へ運ぶことをいいます。
・唾液を分泌すること
唾液にはいくつか機能があり咀嚼と嚥下をしやすくすることや歯や粘膜の保護や抗菌作用や歯の再石灰化作用などがあります。
・言葉を発音すること
言葉を発することは歯・顎・舌の形・口唇・口の周りの筋肉の機能や形によって行われ、歯並びや舌の形によっては正しく発音ができないことがあります。
・表情をつくること
口元の形で笑顔や怒りなど表情をつくります。コミュニケーションを取るうえでとても大切な機能になります。
・噛み合わせの力と感覚
噛み合わせが悪いと食事だけではなく、身体の筋肉のバランスや骨格や平衡感覚などに影響を与えます。
口腔機能が欠けてしまうと、体調や食事に影響がでてしまい生活に支障をきたす恐れがでてきます。
口腔機能を向上させるためには、歯磨き、舌や義歯の清掃、うがいなどが大切で歯やお口の状態に合わせてケアが必要になり、
磨き残しやケアが難しい部分がでてくる場合があるときは歯医者さんでクリーニングや口腔内チェックなどができる定期検診を受けてみましょう。