こんにちは、エムズ歯科クリニックの技工士の竹林です。
2月も寒い日がつづきますね、体調にはぜひとも気をつけていきましょう。
新しく1年がはじまったばかりですので、いろいろとやりたいことを探してみるのもよいかもしれませんね。
今回は「舌と歯の関係」についてお話したいと思います。
これをみて、歯と舌にどんな関係があるの?と疑問をもたれると思います。
実は意外と知られていない関係があります。
早速質問ですが、
みなさんは舌の本来おく位置をご存知でしょうか?
‥‥‥。
答えは上アゴです。
舌が上アゴについている状態が正しい位置です。
では上アゴではない間違った位置は、というと
2パターンあり
①上下の歯の中間にあるとき
②下の歯の裏側についているとき
があります。
①のパターンは
舌突出癖(ぜつとっしゅつへき)といいます。
①は舌を歯に押し当ててしまい、下に押されて前歯が外にでてきます。
その結果、出っ歯になってしまいます。
②のパターンは
低位舌(ていいぜつ)といいます。
②は舌が常に下の歯の裏側についていて、下アゴだけが外に広がっていきます。
その結果、下アゴだけがでてしまいます。
これは上下の歯並びがずれることにつながります。
また、このパターンの方は口呼吸になる傾向にあります。
口呼吸にはデメリットがあります。
口呼吸は意外なことに猫背になります。それだけでもよくないですよね。
あと口で呼吸するため口の中が乾きがちになります。
口の中が乾くと細菌が増えてしまいます。口の中の細菌が増えるのもよくありませんよね。
では、このような問題をかかえた間違った舌の位置はどうしたらいいのでしょうか。
舌の位置はトレーニングすることで治すことができます。
ただここではトレーニング方法の話は割愛させてください。
もし、今回①や②に該当する方がいましたら、自分の歯を守るためにも
舌を正しい位置の上アゴにつけるように変えていきたいですね。
治すのはこれまでの癖を変えないといけないため難しいことですが、早い段階で変えることを強くおすすめします。
今回は下と歯の関係についてお話しましたが
歯のことでわからないことなどありましたら、一度スタッフまでお声かけいただけますと幸いです。
皆様が健康な生活を送れることを願っております。