こんにちは!エムズ歯科クリニック東中野、管理栄養士の小川です。
春の季節からだんだんと暑く感じることが多くなりましたね、すぐに夏がやってきそうです、、、!
今回は、街中でよく見かける「インプラント治療」、その後の食事についてお話したいと思います。
まず、インプラント治療とは、むし歯や歯周病により歯を失ってしまった顎の骨に、歯の根に置き換わるチタン製の人工の歯の根(フィクスチャー)を埋め込み、その上に人工の歯の根と被せ物を連結する土台(アパッチメント)を付け、最後に人工の歯を被せる(上部構造)という治療法です。
従来の入れ歯やブリッジでよく言われていた違和感、異物感に悩まされることが無く、しっかりと噛め、自然で美しい見た目でいられるのがインプラントの利点です。
このような外科治療を行なった後、個人差はありますがお痛みが出たり、噛みづらいなど、しばらく食事がしづらい日が続いてしまいます。
その場合、なるべく柔らかいものを選んで食べてしまいますが、お粥やゼリーなど、柔らかい食べ物には糖質が多く含まれていることをご存知でしょうか?
柔らかく食べやすいものばかりを選ぶ食生活は栄養が偏っているため虫歯や歯周病の進行などが起きてしまい、お口の中は悪い環境になり、身体全体にも影響を及ぼす可能性があります。
では外科治療後にどのようなものを選べば良いのでしょうか?
・アボカド:カリウムや良質な脂質が多く含まれています。
・豆腐、おから、豆乳:大豆タンパク質が多く、良質な脂質も含まれています。
・柔らかい果物:様々なビタミンが摂取できます。
また、硬い食べ物でもしっかり煮込むなど火を通したり、繊維を断つように食材を切ることで噛みやすくなります。
少しの工夫で様々な食材を食べることができますので、治療の際にご気軽にご相談ください!
エムズ歯科クリニックにはたくさんの管理栄養士が在籍しております。
皆様のご来院をお待ちしております♪