こんにちは、管理栄養士の平井です。
すっかり寒い日が続くようになりましたね。
寒い時期になると、あったかいものが恋しくなりますよね。お店に入るとあったかいコーナーにはココアや紅茶、緑茶などたくさんの飲み物が並んでいますが、皆さんはどれを選びますか?
今回はこの飲み物たちの中でも、緑茶についてお話ししていこうと思います。
緑茶といえば、独特の渋みがありますよね。その正体は、カテキンです。カテキンには、私たちの身体に良い効果がたくさんあります。まずはじめに、血圧や血糖値の上昇を抑えてくれる効果があります。食欲の秋、これから訪れる冬、たくさん美味しい食べ物がありますね。たくさん食べすぎてしまった日、お出かけをしたり誰かとご飯を食べた日など、ちょっとだけ意識して取り入れてみてはいかがでしょうか。
次に、抗菌作用があることです。
食べ物で怖いのが、食中毒です。カテキンには抗菌作用があるので、食中毒に関する菌の増殖を抑制してくれる働きがあります。
カテキンは菌の抑制を抑える働きがあるので、虫歯菌などの増殖も抑制してくれます。また、虫歯の原因となる歯垢をつきにくくしてくれるので、カテキンは虫歯予防にも繋がるんです。
カテキンが多く含まれているのは緑茶が代表的ですが、ウーロン茶や紅茶にも含まれています。また、冷たいお茶よりあったかいお茶の方がカテキンが多いです。
カテキンを摂取することで、身体の内側も、口腔内も整えることができます。たくさんのメリットがあるカテキンを、皆さんにも知っていただけると嬉しいです。
季節の変わり目ですので、あったかい飲み物を飲んだりして、体が冷えないよう、体調管理に気をつけて元気にお過ごし下さいね。