みなさんこんにちは、管理栄養士の平井です。
すっかり日も短くなって、あっという間に夏が終わり、秋もすぐそこですね。
秋といえば、みなさん何を思い浮かべますか?
私は断然、「食欲の秋」ですね。
秋にはたくさんの美味しい食べ物たちがありますが、今回は秋の果物にフォーカスを当ててお話ししていこうと思います。
10月の果物といえば、リンゴやブドウ、柿などがあります。果物にはビタミン・ミネラルが豊富に含まれていること、そしてそれらが体に良いということは、みなさんイメージしやすいと思います。
ではそのビタミン・ミネラルは具体的に、私たちの体にどういったメリットがあるのでしょうか?
ビタミン・ミネラルは、基本的に何かを助ける働きをしています。人は、三大栄養素と呼ばれている糖質、脂質、タンパク質、などをエネルギーに変えて生きていますが、それらを分解したり、そこからエネルギーを合成するのに、ビタミン・ミネラルが必要になってきます。
身体の中のお話をしても、イメージがつきにくいかもしれません。では、皆様1日1回は必ず目にするであろう、歯茎はどうでしょうか?
歯周疾患の一つに歯周病はご存知ですか?歯茎を構成する要素のうち、とても重要なものとして、コラーゲン繊維が挙げられます。歯周病になると、そのコラーゲン繊維が破壊されてしまいます。それらを再生するために必要なのがビタミン・ミネラルなんです。その中でも特に大事になってくるのが、ビタミンCです。
初めにあげさせていただいた秋の果物たちには、ビタミンCがたくさん含まれています。エネルギーとなる主食や主菜をたくさん食べて力をつけることも良いことですが、果物を食べてビタミン・ミネラルも補給していきましょうね。
秋の味覚を楽しみながら、元気になりましょう!