フロス

担当: 副院長 飯田 | 2024.03.30

こんにちは。エムズ歯科クリニック港南台の歯科医師飯田です。

花粉症が年々私を悩ませるようになってきます。なんだか鼻が詰まると頭も痛くなるし、喉もイガイガするし呼吸器ってほんとに難しい器官ですね。

さて、今日は糸ようじに対する私なりの考えをお伝えしようかと思います。あくまで私の個人的な考えなので違ったご指摘もあるかと存じますがご容赦いただければと思います。

糸ようじがターゲットにしているのは、歯間とよく言われます。

さて、歯間ってどこ?でしょうか?

糸を通すといいますね?

そうです。通すのは歯と歯の接点です。

なぜ、歯と歯の接点に糸を通した方がよいのか?

これは明白です。

くっついているところにはどうしても歯ブラシの毛先が当たらず歯垢が残存することでコンタクトカリエスになってしまうからです。

コンタクトカリエスとは

コンタクト→接点

カリエス→虫歯

接点からの虫歯です!

糸ようじを接点を通した後にノコギリ状に歯の面に押し付けて汚れを落としている使い方をよくみかけるのですが、糸を平面や曲面に押し付けて汚れが取れるものか?歯肉を傷つけているのではないか?と考えると、なかなか難しい使い方だと思われます。

また、フロスは一度接点を通せば充分なため

いくらやりやすいとは言え、弓形のフロスは上に抜かないといけないので人工的な詰め物にも多少無理な力がかかります。

故にロールタイプがよろしく、テンションコントロールもできるという理由でおすすめしてます。ロールタイプは通したら引き抜くことができるのです。

もちろん、正しいやり方で使用する必要がありますのでまずやり方を覚えて実践練習をする必要があり少し難易度は上がると思います。

すべての道具にはそれぞれ効果を狙った正しい使用方法があるかと思います。

効果を知り使用方法が正しければ最大限の結果が得られるはずです!

デンタルケアグッズがかなり量販店でも種類豊富に取り揃えられるようになりました。

必要なものを正しく使用するようにしていきたいものです。

 

 

 

 

 

 

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