こんにちは、歯科技工士の小澤です。
今年もあと残りわずかですね。
今年を振り返って、1年間健康に過ごせましたでしょうか?
おかげさまで私は健康に1年を過ごせました。
口元の健康は、全身の健康に直結していると言われておりますので、今日はお口の健康の1つでもある虫歯の予防について書こうと思います。
虫歯は一度進行してしまうと完全に元に戻すことが出来ませんが、虫歯を予防をすることは可能ですので、毎日の習慣に取り入れてみてください。
・歯磨きを正しく行う。
虫歯の予防で最も基本になるのが、歯磨きを正しく行う事です。
歯磨きに関しては基本的な磨き方はありますが、個人個人で歯の並び方が違いますので、歯科医院でブラッシング指導をしてもらうのがお勧めです。
歯科医院で歯のメンテナンスを行ったついでに相談してみてはいかがでしょうか?
ご自分に合った磨き方を教えてくれると思います。
歯を磨くタイミングは、食後30分が理想とされています。
食後はお口の中が酸性になっており、歯ブラシで歯のエナメル質を傷つけてしまう可能性があります。
食後30分以上待つことで、唾液によりお口の中の酸性度が下がり安全に磨くことができます。
歯磨きの方法や、食後の歯磨きのタイミングに気を付けましょう。
・なるべく糖分を控える。
虫歯の原因となる細菌は、糖分をエネルギーにしています。
細菌が作り出した酸が歯を溶解し虫歯に繋がりますので、糖分を控える事で虫歯のリスクを低減できます。
また、甘い飲み物も虫歯の大きな原因となるため、無糖の飲み物がお勧めです。
・十分な睡眠をとる。
睡眠は体の健康だけではなく、口腔内の健康にも影響します。
睡眠中は唾液の分泌量が増え、口腔内を清潔に保つ事ができます。
十分な睡眠時間を確保して唾液の力で虫歯予防に繋げましょう。
・定期的なメンテナンス、検診を受ける。
虫歯の初期症状を自覚することはとても難しいです。
専門職の人にチェックしてもらう事で、虫歯の早期発見や早期治療をすることが出来ます。
リスクを減らすためには、定期的なプロフェッショナルケアが必要だと言えるでしょう。
虫歯の予防に繋がる事を生活の取り入れることにより、虫歯のリスクだけではなく、体の健康にも繋がると思います。
ご自身でおこなうセルフケア、歯科医院で行うプロフェッショナルケアのどちらも重要になるため、定期的なメンテナンスや検診をお勧めします。
では、皆さん良いお年をお迎えください。