こんにちは、能見台の歯科衛生士、荒井です。
最近は歯科に関する色々な話題をインターネットのニュースで目にしますね。
「歯科のニュース」というと、私は初めて「マウスピース矯正」と聞いた時に我が耳を疑いました。
皆さんはご存じでしょうか?
複数のメーカーのものがありますが、たとえばインビザライン。
公式サイトを見ていただけると一目瞭然ですが、なんと、この薄くて透明なマウスピースで歯並びを整えることができるのです!!
よくぞ、こんな素晴らしいものを開発しましたよね。
これまでは歯列矯正というと、いわゆる銀色のワイヤーを歯の表面にめぐらせて歯を動かしていく方法が基本でした。
その後、歯の内側にワイヤーを渡したり、ワイヤーの色を目立たない素材にしたり・・・と、ワイヤー矯正は色々な発展を遂げてきましたが、前述のマウスピース矯正はそれとどこが一番違うかというと、「自分で着脱ができる」という点なんですね。
ここで誤解を与えないようにお伝えしておきますと、「ワイヤー矯正よりマウスピース矯正が優れている」とか「ワイヤー矯正は古い方法」などと言いたいわけではありません。
患者さんの口腔内の状態によってはワイヤー矯正の方が適しているケースもありますので、一概に「矯正治療を考えているなら皆マウスピース矯正をしよう!」と言いたいわけではない、ということを一旦ご理解ください。
ここで話を戻しますが、マウスピース矯正の特徴の1つである「自分で着脱ができる」という点。
これはつまり、歯磨きの時にマウスピースを外せる、ということですので、これまでのように容易に歯磨きを行なうことができるのです!
もちろん、ワイヤー矯正中でも歯ブラシや歯間ブラシなどを使い分けて綺麗に歯磨きができる方も多いわけですが、矯正治療中に特別な歯磨きの努力、工夫、スキルなどを求められないという点は1つ、大きな特徴かな、と思います。
矯正治療は基本的に自由診療で、たとえば当院ですとインビザラインGoという、前歯と小臼歯をマウスピースで動かすプランが440,000円(税込)です。
画期的な矯正方法ですので、気になる方は当院のホームページでも詳細や費用例をご覧になってみてくださいね。