こんにちは!
能見台所属の歯科医師の遠藤です。
もうすぐ新年度ですね。新しい環境への準備を進めている方も多いのではないでしょうか?新しいことが始まるワクワクから新年度は普段しないこともしてみたくなったりもしますよね。
本日はご自宅でできるセルフケアの一つとしてデンタルフロスについてお話します。みなさんは、歯ブラシをする際にデンタルフロスも使用していますか?実は歯ブラシによるブラッシングだけでは歯と歯の間の歯垢などは取り切れていないんです。歯垢はこれまでのブログでもお話した通り、むし歯や歯周病の原因となりますので、このままだと口腔内にリスクが残ってしまいます…。
そんな時に改善してくれるのがデンタルフロスです。デンタルフロスには糸のみで指に巻き付けて使うタイプのものと、持ち手がついているタイプのものがあります。クリニックで多く使われているのは指に巻き付けて使うタイプになります。鏡を見ていただくとわかりやすいのですが、歯は根元がカーブしているので、このタイプの方が歯の形に沿わせやすい利点があります。ただ、慣れていない方は持ち手がついているタイプがやりやすいこともあるので、より難しい奥など場所によって使い分けたり、慣れるまで持ち手のタイプを使うのもオススメです。
どちらのタイプもドラッグストアなど市販でも手軽に手に入りやすいかと思います。中には唾液で膨らんでより歯垢が取りやすくなるスポンジタイプなど、最近はバリエーション多くありますので、自分に合ったものを選ぶこともできます。もし選び方で迷った際は歯科医師や歯科衛生士にお声かけいただければと思います。
また、新生活に向けて、むし歯の早期発見など定期検診が重要となります。
新しい環境に向けて時間も限られている中とは思いますが、定期検診のご予約お待ちしております。