ドライマウス

担当: 管理栄養士 金森 | 2023.07.02

みなさんこんにちは。

エムズ歯科クリニック能見台 管理栄養士の金森です。暑い日が続きますが皆さん体調などは崩されていませんか?

夏になると暑さで喉が渇いたり熱中症対策で水分を摂る量が増えるのではないでしょうか?水分補給を怠ると、脱水症状などを引き起こすリスクが高まります。喉の渇きが続く場合、いつくか原因が挙げられますが、そのひとつにドライマウスがあります。

ドライマウスとは、何らかの原因で唾液の分泌機能が低下することで、持続的に口が乾く状態のことを指します。唾液にはお口の中の洗浄・潤滑作用、さらに抗菌作用や緩衝作用があります。そのため、唾液の分泌が低下してしまうとお口の中の衛生状態が悪化し、口臭や口腔疾患に繋がる恐れがあります。

ドライマウスを引き起こす要因として、加齢によるものと糖尿病や腎障害などの全身疾患からおこるもの、お薬の副作用によるものなどがあります。また、ストレスなどの神経性のものも要因の一つです。

このようにドライマウスとなる原因は様々ですが、栄養面からアプローチすることがでぎす!

ドライマウスに関係する栄養素は主にコエンザイムQ10、レスベラトロール、GABA3つです。コエンザイムQ10とレスベラトロールは、抗酸化作用を持っているため、唾液腺の保護や活性化が促進され唾液量が増加すると言われています。コエンザイムQ10は、肉類やゴマ、ピーナッツなどの種実類、イワシやサバなどの魚類に多く含まれています。続いてGABAの働きについてです。GABAはストレスがかかった時に刺激される交感神経の働きを抑制させることで、唾液分泌量の低下を防ぎます。チョコレートや発芽玄米、キムチ、納豆、じゃがいもに多く含まれています。

いつもの食事にプラスして、ドライマウス対策をしていきましょう!

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