みなさんこんにちは。

エムズ歯科クリニック能見台 管理栄養士金森です。

さっそくですが、みなさんは普段どのようにお食事をされているでしょうか？テレビやスマホ見ながら、誰かと会話しながら、またお仕事などで忙しいときには作業をしながら、とかもあるかもしれません。

87,600回、これは何の数字だと思いますか？この87,600回は、80歳まで1日3回食事をしたと仮定した食事の回数です。何気なくしてる食事ですが、数字にするとこんなに多いんですね！こんなにも回数が多いということは、普段何気なくしている食べ方があなたのお口周りに影響を与えていることが分かります。

食事ではよく噛むということが大切になってきます。もしながれ食べをしている場合、噛む回数がとても減っている可能性が高いです。噛む回数が少なくなると、やわらかいものしか噛めなくなったり唾液量が少なくなります。唾液はお口の中の環境を整える働きがあるので、唾液量が減ることで虫歯や歯周病リスクが上昇します。その結果、歯を失いさらに噛めなくなるという悪循環がおこります。

使っていない筋肉が衰えるように歯も口も使わなければ衰えてきます。そのためにまずはお食事を楽しむことで、ながれ食べを減らすことをめざしましょう！

では、お食事の内容ではどんな工夫ができるでしょうか？例えば豆腐やうどんは柔らかく食べやすいですが、噛む力は育ちません。逆にタコやイカ、お肉は食べ応えがあるので、自然と噛む回数が増えてきます！これからの秋の季節ならキノコ類もおすすめです。

普段の食事に簡単に取り入れる食材ばかりなので、美味しく食べてお口の健康を守りましょう！