感染の窓

  担当: 副院長 辻上 | 2023.12.15

こんにちはエムズ歯科クリニック能見台副院長の辻上雄平です。
最近ぐっと気温も下がり体調が壊しやすい時期ですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

さて、今月のテーマは虫歯の予防についてです。

みなさんは「なんで自分はこんなに虫歯ができやすいんだろう。自分は朝昼晩しっかり歯ブラシもして、ちゃんと検診にも通っているのにどんどん虫歯が増えてくけど、〇〇さんはお昼磨いてる様子もなく歯医者に全く行ってないのにぜんぜん歯に困ってなさそうだし」

なんて思ったことはないでしょうか。

 

事実として、歯を毎日磨かなくても虫歯になりにくい人は確かにいます。

それはなぜでしょうか?

 

そもそも虫歯のなるかならないかは大きく分けて3つで決まります。

1、口の中の虫歯菌の数

2、虫歯の栄養源となる糖分の摂取頻度

3、歯や唾液などの抵抗力

 

2に関しては糖分を取る頻度を減らすなど

3に関しては主にフッ素など

で対応可能です。

 

1、は普段の歯ブラシをすることでかなり改善しますが、そもそも虫歯菌が少ない人もいるのです。

 

みなさんは感染の窓という言葉をご存じでしょうか。

感染の窓とは1歳半~2歳半の間に虫歯菌が定着する時期のことを言います。

生まれながらにして虫歯菌を持って生まれてくる人はいません。

なのではじめは食器の使いまわしなどによりそとからやってくるのです。

ただ、1歳半までは歯がそもそもないので定着しません。なので1歳半~がすごく大事になります。この時期に虫歯菌をほとんど入れなかった赤ちゃんは大人になったときに虫歯ができにくい人になります。

 

そうはいっても過去に戻れるわけではないので、皆さんは頑張って毎日の歯磨き習慣を進めていきましょう。

その上でお子さんがいらっしゃるご家庭では少し意識してみてもいいかもしれません!

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