歯周病から歯を守るために

担当: 歯科衛生士 荒井 | 2021.12.11

こんにちは。

能見台の歯科衛生士、荒井です。

最近はどんどん寒くなってきて、ご自宅の洗面所が寒い環境の方はついつい歯磨きにかける時間が短くなりがちだったりはしないでしょうか。

大丈夫ですか。

そうそう、「歯磨き」といえば、皆さんは歯磨きの目的や効果についてふと立ち止まって考えたことはあるでしょうか。

歯磨きの目的・効果って、

・歯ぐきや粘膜のマッサージ

・唾液分泌の促進

など、色々あるわけですが、やはり何といっても一番の目的は「プラーク(歯垢)の除去」なんですよね。

私たちが洗口液等をおすすめするだけではなく歯磨きの重要性をお伝えし続ける理由もここにあります。

食渣(いわゆる”食べかす”)は洗口だけで落とせることが結構ありますが、べたつきを伴う細菌の塊であるプラークになってしまうと洗口で除去することができないため、歯磨きによって物理的に除去する必要が出てきます。

では、なぜそんなに一生懸命プラークを除去しなくてはいけないのでしょうか。

むし歯予防?

しかり。

口臭予防?

しかり。

そしてなんと言っても、歯周病(いわゆる”歯槽膿漏”)の予防のためにプラークの除去が大切なのです。

歯周病って、普段耳にする機会が多い単語である割に、意外とその実態が理解されていないことが多いです。

歯周病を進行させる大きな原因の一つはプラークで、そこに含まれる細菌が歯と歯ぐきの境に蓄積してくると、私たちの歯ぐきの中の血管内からその細菌をやっつける細胞の部隊が駆けつけてくるのですが、それと同時に私たちの顎の骨に細菌が進行・接近してくるのを防ぐために自ら顎の骨を溶かし始めると言われています。

顎の骨が溶けるとどうなるでしょうか。

顎の骨には歯が植わっており、歯をしっかりと支えてくれているわけで。

骨が溶けると、歯は支えを失ってグラグラし始めます。

そして、それが進行すると最終的には歯が抜けてしまうのです!

私たちの人体としては歯が抜けても顎の骨を細菌の感染から防げたことで「危なかった~。」という気持ちに(たぶん)なっているのですが、それはかろうじて細菌から骨を守り切っただけで、大切な歯を失ったということには変わりありません。

幸い、私たち人類は歯周病で歯を失ってもブリッジ、入れ歯などでその欠損を補う技術を持っていますが、それは「補う」だけで、元に戻しているわけではありません。

歯科治療において、この部分はとても重要なことです。

これまで健康な歯が並んでいた100点の口腔から歯が減って噛む力や咀嚼効率が40点、30点になったものを治療によって60点、80点などにできる限り回復させているわけです。

以前のような健康な口腔へ、後から100%の状態に戻すことはできないのです。

じゃあ、私たちは今、何をすべきなのか。

歯周病によって歯を失うリスクを減らすために、やはり十分な歯磨きが必要なんです。

この「十分な」というのもミソで。

歯磨きにかける時間を多くすればいいというわけではなく。

高級な歯磨き粉を使用すればいいというわけでもなく。

歯ブラシをきちんと定期的に交換し、歯ブラシがへたった状態で使用し続けなければいい、というわけでもなく。

あなたに合った個別のアプローチが必要です。

それを、私たちは日々 患者さんたちと一緒に検討しています。

口腔のケアは、一般論では改善しきれません。

歯並びも、普段の歯磨きの仕方も、唾液の分泌量も、生活習慣も・・・、様々な点が一人ひとり違うからです。

これまで何十年も日々行なってきた「歯磨き」を、今一度 見直してみませんか。

私たちは東京・神奈川の両方の地域で、皆さんをお待ちしています。

 

 

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