「医薬品」と「医薬部外品」の違い

2021.12.09 担当:歯科衛生士 田口 (智)

普段、何気なく購入している歯磨き剤を含む化粧品全般に効果・効能によって種類が分かれているって知っていましたか?

 

これは、薬機法という法律によって分類されている種類のことで、日本では、

「医薬品」

「医薬部外品」

「化粧品」

の3段階のどれかに分類されています。

 

そして歯磨き剤を含む化粧品にも、3種類あります!

 

今回はそれぞれを分かりやすいよう解説いたします!

 

医薬品とは?

「医薬品」とは、厚生労働省より配合されている有効成分の効果が認められた商品で、病気の「治療」を目的とした効果・効能のある薬と同等の扱いとなります。

*使用するにあたり処方箋が必要だったり、歯科医院でしか取り扱えない歯科医院でしか取り扱えないものもあります!

 

医薬部外品とは?

厚生労働省が許可した効果・効能に有効な成分が、一定の濃度で配合された商品で[治療]というよりは[防止・衛生]を目的に作られています。

*「薬用」と記載されている場合もありますが同じ意味です!

 

化粧品とは?

効能・効果については厚生労働省から認可されていない商品で、清潔にする、美化する、魅力を増す、健やかに保つなどの目的で使用される製品です。

注意)効果・効能は認可されていないので、〇〇に効く!などパッケージなどで表現することはできません!!

 

3段階を解説しましたが、薬局で販売している商品のほとんどは化粧品で、

厚生労働省が許可した効果・効能に有効な成分が入っていないので結果は期待できないかも。。

せっかく購入しても効果がないと残念ですよね…

 

せっかく使うなら有効成分が国に認められた「医薬品」「医薬部外品」がオススメ!

*パッケージに必ず表示されているので、購入の際、表示を参考に目的にあったものを選びましょう!

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