歯医者さんが教える本当に正しい歯磨きの方法

2021.12.10 担当:歯科衛生士 和田

正しい歯磨きのコツって何でしょうか?

そもそも歯磨きは、歯をただ擦るだけではありません!

 

『歯磨き』は、ただ歯の表面を擦る(ポリッシュ)だけと考えている人もいますが、

実はそうではないのです。

 

海外では『クリーニング』と言われるように、掃除することが目的です!

間違った歯磨きは、続ければ続けるほど歯に良くありません…

 

そこで、歯医者さんが伝授する、正しい歯磨きのコツ♪

毎日する歯磨きだからこそ、皆さんには歯に良い歯磨きをしてもらいたいのです☆

 

以下の5つを心がけてくださいね♪

  • 歯ブラシの選び方
  • 歯磨きの回数とタイミング
  • 歯磨きをする順番
  • 歯磨き剤の選び方
  • 歯周病の方向けの歯磨き剤のススメ

 

正しい歯磨きのコツ①:自分に合った歯ブラシを選ぶ!

歯や歯ぐきに特に異常がない場合には、歯ブラシは「ふつう」の硬さを選ぶようにしましょう。

 

正しい歯磨きのコツ②:歯磨きの回数とタイミング!

歯磨きは1日3回が理想!

就寝前は1日の中でも特に念入りに♪

時間がある時には歯間清掃器具を使っても◎

 

正しい歯磨きのコツ③:歯磨きをする順番!

磨きにくいところから磨くように心がけましょう!

同じところばかり磨くとその部分だけすり減ってしまうことも…

 

正しい歯磨きのコツ④:液状歯磨き剤orフッ素配合の歯磨き剤を使う!

歯磨き時間が短い方には液状タイプがおすすめ。

研磨成分が少なく泡立ちがないため、長く磨かないと爽快感が得られないので、自然と時間をかけて丁寧に歯を磨くようになります。

フッ素配合のものは歯質の強化に役立ちます。

 

正しい歯磨きのコツ⑤:症状に合った薬用歯磨き剤を使う!

歯周病の方は、歯肉の腫れや痛みを抑える抗炎症作用や血管の血行促進作用が期待できる薬用成分が配合された薬用歯磨き剤を使うのがオススメ。

医薬品、又は薬用(医薬部外品)の表記が目印♪

 

 

△NG行為△

研磨剤成分入りの歯磨き剤の大量使用 ×

歯ブラシで歯を擦り過ぎ ×

 

磨きすぎは、歯の表面がすり減ってしまったり、歯肉が下がりすぎて歯の部分が露出してしまったりして、歯が長くなったように見えることも…

 

正しい歯磨きのコツをマスターして、お家でも職場でもむし歯や歯周病を予防しましょう♪

 

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