歯をきれいに保つには、歯ブラシだけでは不十分…そんな悩みを解決してくれるのが、フロスです!
でも、歯ブラシとフロスってどっちを先に使ったらいいのか知っていますか?
歯ブラシ×フロス
でお口の中をきれいに + + +
でも、正直歯ブラシとフロスってどっちを先に使ったらいいの?
正しい順番ってあるの?
一般的な知識だと、なんとなく歯ブラシを先に使ってしまいそうだけれど…
実は、ある論文がその答えを示していましたので、このコラムでご紹介します!
この実験では、学生25人を対象に、
⑴ 歯ブラシ→フロス?
⑵ フロス→歯ブラシ
のそれぞれの順番で口腔内の清掃を行う場合、どちらのほうが歯垢(プラーク)を落とせるのか。
そして、どちらのほうの歯間部にフッ化物が残るか、を検証しています。
結果は…!?!??
なんと、“フロスをしてから歯ブラシを使用したほうが、歯垢(プラーク)がより有意に減少する”という結果に!
つまり、歯と歯の間をしっかりと清掃してから、ブラッシングをする方が、汚れが落ちるということ!
これには驚かれた方も多いのでは!?
ただし、歯ブラシで磨いてからフロスで歯と歯のすきまを掃除する、という人を否定する必要はまったくありません!
年齢差もありますし、口内の環境も人それぞれ違うからです。
でも、論文でも記された根拠のある磨き方って、試してみたくなりますよね!
歯ブラシとフロスを上手に使うことで、お口の中のプラークコントロールが確立できる!
そんな毎日の口内清掃を、歯医者さんは推進しています。
いずれ、口内に蓄積したプラークがゼロになる、「プラークフリー」な状態を目指して…
ぜひおうちでの歯磨きにお役立てください。
↓参考文献
{歯間プラーク減少とフッ化物保持に対する歯磨きとデンタルフロスのシーケンスの効果:ランダム化比較臨床試}
https://aap.onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/JPER.17-0149