睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療方法・流れ
どんな治療をするの?
治療開始までの流れ
治療方法は、【生活指導】【OA(オーラル・アプライアンス)】【CPAP(Continuous Positive Airway Pressure)】【外科】の4つです。
生活指導
まずは自分の生活を見直してみましょう。肥満気味の方は首周りの脂肪が気道を狭くしている可能性がありますので、減量をすることで改善する場合があります。「定期的な運動」「規則正しい食生活」はもちろんのこと、就寝前の自分の行動も見直してみましょう。就寝前に過剰な水分摂取、カフェイン、お酒、喫煙などはしていないでしょうか?また、近年就寝前のスマートフォン使用も、安眠を妨げていると言われています。寝室環境を整え、寝る前は考え事などをせず、リラックスしましょう。
OA
歯科医院でできる治療として、このオーラル・アプライアンスがあります。スリープスプリントとも言われています。下顎を上顎よりも前方に出るようなマウスピースを作製し、それを装着して固定することで、上気道を広く保ち、いびきや無呼吸を改善していくという治療方法です。寝ている間に装着するだけで中等程度の閉塞性睡眠時無呼吸症候群であれば改善の効果がみられます。
オーラル・アプライアンスは、全員に適応するわけではありません。重度の睡眠時無呼吸症候群の場合は、対応できないこともあります。
OAで対応できない症例
鼻が詰まっている方、歯ぎしりする方、矯正治療中の方は治療が困難になります。
無歯顎の方、多数歯欠損の方、重度歯周病の方は治療が不可能になります。
CPAP
CPAP=シーパップと呼ばれる治療方法で、現在最も普及している治療方法の一つです。CPAPの装置から出ている空気が、鼻マスクを通じて送られる仕組みです。
人工的に空気が送られるので、初めのうちは不快に感じることもあるでしょう。そのため、医療機関に入院してその装置の使い方を教わったり、こまめにお医者さんに相談することが重要です。間違った使い方をしていたり、治療が不快のまま続けていたりすると、適切な効果が得られない場合があります。
CPAP装置は医療機関からレンタルするのが一般的です。また、十分な検査を行い基準を満たしていれば、保険診療下で借りることができます。マスクやエアチューブなどの消耗品については医療機関に問い合わせてみてください。
外科
子どもの睡眠時無呼吸症候群の場合は、アデノイドや扁桃腺肥大が原因であることが多いので、外科的手術で取り除くのが一般的です。また、大人でも同じ原因で無呼吸になってしまう、または他の治療方法が難しいといった場合には外科的手術が必要になることがあります。
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