近年の診断技術について

CTマッチング

口腔内スキャナーで得られる情報は、「歯と「歯ぐき」の画像です。CTで得られる画像は、「歯」と「顎の骨」の画像です。ともに、「歯」は写っていますから、その歯を参考に口腔内スキャナーとCTの画像は、一つに合体させることができます。

いままでは、骨を詳細に見たければ、CT画像をみるものの、歯ぐきについて診断しづらい、ということが起きていたのですが、歯も、骨も、歯ぐきも、同時に一つの画面で見て、診査診断が出来るようになりました。

歯科医師が画像として見たい情報のほとんどは、歯、骨、歯ぐき、ですから、診断するのにとても便利になりました。

CTマッチング


著者経歴

佐藤優樹

佐藤優樹

  • 2003 年 鶴見大学歯学部卒業
  • 2006 年 エムズ歯科クリニック勤務

[主な所属・役職]

  • 厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導歯科医
  • ICOI(International Congress of Oral Implantologists)指導医
  • 日本顎咬合学会会員
  • 日本口腔インプラント学会会員
  • 日本歯周病学会会員