こんにちは。歯科医師の大森です。
暑さや疲れがたまりやすいこの時期。朝起きたときに「あごがだるい」「歯が浮くような感じがする」といった症状はありませんか。実は、その原因の一つに歯ぎしりや食いしばりが隠れていることがあります。
歯ぎしりや食いしばりは、就寝中だけでなく仕事や家事に集中しているときにも無意識に起こります。強い力が繰り返し加わることで、歯がすり減ったり欠けたりするほか、詰め物や被せ物の破損につながることもあります。また、あごの筋肉や関節に負担がかかることで、あごの疲れや違和感、首や肩のこりを感じる場合もあります。
こうした負担を軽減する方法の一つが、マウスピース(ナイトガード)治療です。就寝時に装着することで、歯やあごにかかる力を分散し、歯の摩耗や破損の予防が期待できます。保険適用で作製できるケースが多く、費用は3割負担の場合でおおよそ3,000〜5,000円程度です(診療内容により異なります)。
また、日中の食いしばり対策も大切です。本来、上下の歯はリラックスした状態では接触していません。気づいたときに歯を離し、肩の力を抜くことを意識するだけでも負担の軽減につながります。
歯ぎしりや食いしばりは、ご自身では気づきにくいことも少なくありません。将来の歯やあごの健康を守るためにも、気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。🦷✨






