こんにちは。
エムズ歯科クリニック下落合、歯科助手の坂本です。木枯らしが吹き始め、街路樹の葉がゆっくりと冬支度を始める頃です。朝晩の冷え込みが増し、温かい飲み物が恋しくなる季節ですね。
この時期は体調を崩しやすく、免疫力が低下しやすいことから、口腔内のトラブルにも注意が必要です。特に、深い虫歯や過去の治療の不具合によって起こる 根管治療 は、放置すると抜歯につながる重大な症状を引き起こすため、早めの理解と受診が大切です。
さて、今回は根管治療についてお話しします。
根管治療とは、歯の内部にある神経や血管が細菌に感染した際に、その汚染された組織を取り除き、歯の根の中を洗浄・消毒して密閉する治療です。虫歯が象牙質を越えて歯髄に達した場合や、過去の治療後に再感染した場合に行われます。
感染した歯髄は自然治癒しないため、放置すると激しい痛みや腫れを伴うこともあります。
根管治療は数回に分けて行われることが一般的です。
・検査と診断
レントゲンやCTで根の形や炎症の有無を確認します。
・感染部位の除去
ファイルという細い器具で汚染組織を丁寧に取り除きます。
・根管の洗浄・消毒
薬剤で内部を繰り返し洗浄し、細菌を徹底的に除去します。
・根管充填と密閉
再感染を防ぐため、すき間なく薬剤を詰めて密閉します。
・被せ物の装着
神経を失った歯は脆くなるため、クラウンで補強します。
年末に向けて忙しさが増す時期ですが、歯の痛みは生活の質を大きく下げてしまいます。違和感やしみる症状がある場合は、早めに歯科医院を受診し、適切な治療を受けることで大切な歯を長く守ることができます。
当院でも定期検診を承っておりますので、お気軽にご相談ください。







