こんにちは。エムズ総合歯科クリニック東中野 院長の浦野です。
10月に入り、朝晩は少しずつ涼しくなり、秋らしさを感じる季節になりました。食欲の秋、スポーツの秋、行楽の秋と、外出や活動の機会が増える時期でもあります。
そんな中、突然歯が痛くなったり、詰め物が外れたり、転んで歯をぶつけたりすると、「どうしたらいいの?」と不安になる方も多いと思います。
今回は、歯科の急なトラブルが起きたときに、患者さんご自身でできる対応を分かりやすくまとめます。
急な歯の痛み
歯の痛みには、むし歯、歯の神経の炎症、歯周病、かみ合わせによる負担など、さまざまな原因があります。
痛みが強いときは、患部を強く触ったり、自己判断で温めたりせず、できるだけ安静にしてください。普段使用して問題のない市販の鎮痛薬を服用することも一つの方法です。
ただし、痛みが一時的に和らいでも、原因そのものが改善したとは限りません。痛みを繰り返す場合や、強い痛みがある場合には、歯科医院で状態を確認することが大切です。
詰め物や被せ物が外れたとき
詰め物や被せ物が外れると、「元に戻しておこう」と思われるかもしれません。しかし、市販の接着剤などを使用してご自身で戻すことは避けてください。その後の治療に影響する場合があります。
外れたものは捨てずに保管し、受診時にお持ちください。状態によっては再度使用できることもあります。また、外れた側では硬いものや粘着性のある食べ物をなるべく避けるようにしましょう。
歯が欠けた・ぶつけたとき
歯が少し欠けただけで痛みがなくても、内部まで影響していることがあります。特に転倒やスポーツなどで強く歯をぶつけた場合は、見た目に変化がなくても、歯の根や周囲の組織にダメージが生じている可能性があります。
歯が揺れている、位置がずれている、歯ぐきから出血している、かむと痛いなどの症状がある場合は、早めに当院へご相談ください。
永久歯が抜けてしまったとき
外傷によって永久歯が完全に抜けてしまった場合は、対応の早さが重要です。
抜けた歯を拾う際には、歯の根の部分をなるべく触らず、白い頭の部分を持ちましょう。汚れていても、強くこすったり、消毒液につけたりしないでください。
また、歯を乾燥させないことも大切です。可能であれば牛乳などに浸して保管し、できるだけ早く当院を受診してください。
歯ぐきが腫れたとき
歯ぐきの腫れには、歯周病や歯の根の周囲の炎症など、さまざまな原因があります。
ご自身で強く押したり、針などを使って膿を出そうとしたりすることは避けてください。
腫れが急に大きくなった、顔まで腫れてきた、発熱がある、口が開きにくいなどの症状がある場合には、早めに医療機関へ相談しましょう。
出血があるとき
お口の中を傷つけた場合や、歯が抜けた場合などには出血することがあります。
清潔なガーゼなどを傷口に当てて、しばらくしっかり圧迫してください。
出血が気になって何度もガーゼを外してしまうと、血が止まりにくくなることがあります。しばらく圧迫しても出血が止まらない場合や、出血量が多い場合には、歯科医院や医療機関へ相談してください。
迷ったときは、まず歯科医院へ相談を
急な歯科トラブルが起きると、「この程度で受診してもいいのかな」と迷われることもあると思います。しかし、お口の中の状態をご自身だけで判断することは難しい場合があります。特に、強い痛み、急な腫れ、外傷、出血などがある場合は、早めにご相談ください。
エムズ総合歯科クリニック東中野でも、急な歯の痛み、詰め物や被せ物の脱離、歯の破折、腫れなどについてご相談いただけます。診療状況によってご案内できる時間が異なる場合がありますので、急な症状の際には、来院前に一度お電話いただくとスムーズです。
急なトラブルは誰にでも起こる可能性があります。いざというときに慌てないためにも、「触りすぎない」「外れたものは保管する」「迷ったら相談する」という3つを覚えておいていただければと思います。







