銀歯と言っても

担当: 歯科技工士 石井 | 2022.09.15

こんにちは、エムズ歯科クリニックで歯科技工士をしている石井です。

まだまだ暑い日が続きますが、熱中症にならないようにエアコンを使ったり水分補給にも十分気を付けましょう!

さて、今月は銀歯についてのお話です。

銀歯と一言で言っても多種多様の金属を用いたかぶせ物があります。

銀合金、金合金、金銀パラジウム合金、コバルトクロム合金、ニッケルクロム合金などなどがあります。

(銀歯と言っていますが、金合金は唯一銀色ではなく金色です。)

昨今はこれらに使う貴金属の値段が上がってきているため、保険のインレーにCAD/CAMのインレーが導入されることになったほどです。

 

さて、それらとは別に一昔前まで使われていた金属でアマルガムというものがあります。

だいたい1990年ごろあたりまでは使用されていました。こちらには無機水銀と言われる水銀が含まれています。

この含まれている水銀が少しずつ溶けて体内に蓄積していき、なにかしらの健康被害につながる可能性があるので、

昔に金属の詰め物を入れた方は一度先生に診てもらうといいかもしれません。

診てもらうのと同時に、金属の歯からセラミックなどの生態親和性の高いものに置き換えるというのも手です。

セラミックに関しては先月のブログを参照していただければと思います。

歯の健康を保つためにも、おいしいものをなんでも食べるためにも、定期的に先生に診てもらいましょう!

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