管理栄養士の松本です。
猛暑だった夏が少しずつ落ち着き、秋の気配を感じる季節になってきました。
秋といえば「食欲の秋」。新米や果物、きのこ類など、おいしい食材がたくさん登場しますね。
そんな食事をよりおいしく、そして健康的に楽しむために欠かせないのが「唾液」です。
噛む力と唾液には深い関係があります。「最近、あまり噛まずに食べてしまう」 「柔らかいものばかり選んでいる」このような方は少なくありません。
実は、しっかり噛むことによって唾液の分泌が促されます。
反対に、噛む回数が少ないと唾液の分泌量も減りやすくなります。
唾液には、
• 食べ物を飲み込みやすくする
• 消化を助ける
• 口の中を清潔に保つ
• むし歯や口臭の予防につながる
といった大切な働きがあります。
そのため、唾液が十分に出ない状態が続くと、口の中の不快感だけでなく、食事の楽しみも減ってしまうことがあります。
唾液の分泌を促すために、まず意識したいのが「よく噛むこと」です。
例えば、
• 一口ごとによく噛んで味わう
• れんこんやごぼうなど噛み応えのある食材を取り入れる
• 食事中に急がずゆっくり食べる
といった工夫がおすすめです。
噛む回数が増えることで唾液腺が刺激され、自然と唾液が出やすくなります。また、満腹感も得やすくなるため、食べ過ぎ予防にもつながります。
食欲の秋は、おいしいものを楽しめる季節です。その一方で、食事を楽しむためには「噛むこと」と「唾液」がとても重要です。
ぜひ一口ごとによく噛み、唾液の力を活かしながら秋の味覚を楽しんでください。毎日の食事の中で少し意識するだけでも、お口の健康や消化のサポートにつながります。
食欲の秋を、健康的に満喫しましょう。


