フッ素配合歯磨き粉の効果的な使い方

担当: 歯科技工士 大木 | 2022.05.02

こんにちは、エムズ歯科クリニック歯科技工士の大木です。

最近は休日ともなると何処も混雑していて外出される方も多くなってきた印象があります。
相変わらずマスクが手放せない状況ではありますがお口のケアは怠らず続けていきましょう。

さて今回は歯磨き粉についてお話ししたいと思います。
フッ素配合の歯磨き粉がむし歯の予防に効果的な事はみなさんご存じかと思います。

ではフッ素配合歯磨き粉の効果的な使い方はご存じでしょうか。

①適正な使用量
・歯の萌出〜2歳で500ppmの濃度の物を切った爪程度の少量

・3歳〜5歳で500ppmの濃度の物を5mm以下

・6歳〜14歳で1,000ppmの濃度の物を1cm程度

・15歳以上で 1,000ppm~1,500ppm の濃度の物を2cm程度

②すすぎは1回
歯磨き後は5~15mlの少ない水で1回だけすすぐことでフッ素をより歯の表面に残すことができます。
また歯磨き後は1〜2時間くらい飲食を控えるとより効果的です。

③寝る前の使用が効果的
就寝中は唾液分泌が低下するためより長くフッ素を留まらせることができます。

以上の事を普段の歯磨きにおいて心がけることでより効果的にむし歯予防をしていきましょう。

 

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