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インビザラインでの後戻りについて-歯列矯正における『後戻り』とは-
歯列矯正における『後戻り』とは一体何なのでしょうか？
歯科矯正が無事終了し、理想の歯並びを手に入れたあなた。でもそのまま矯正の事を忘れ、アフターケアを怠ってしまうと大変な事にもなりかねません。
矯正終了後、そのまま何もケアせずにいると歯並びが元に戻ってしまうことがあります。
これを「後戻り」といいます。
後戻りしてしまうと、また１から矯正を始めなければなりません。それだけは絶対に避けたいところ。そのためにもアフターケアをしっかりして、理想の歯並びを守りましょう。
● どうして『後戻り』するの？
そもそも矯正治療は、いま生えている歯に対して一定の負荷をかけて歯を移動させていく医療行為です。そのため、矯正終了後、矯正器具の力から解放された歯は、本来あった場所（矯正する前の歯並び）へ戻ろうとしてしまうのです。それが『後戻り』です。せっかくきれいに揃ったはずの歯がまた戻ってしまっては、矯正の意味がありませんし、かけた費用だって水の泡。そこで、後戻りを防ぐために、リテーナーと呼ばれる装置があります。
● リテーナーとは？
リテーナーとは、保定装置のこと。矯正できれいにした歯並びを定着させるための器具です。装着は簡単ですし、取り外せるタイプのものもあります。「せっかく矯正が終わったのに、また器具を付けるの？」と思うかもしれませんが、きちんと装着し続けましょう。また、歯の位置がだんだん定着してきたら、リテーナーを付ける時間を調整することも可能です。リテーナーは矯正期間と同じくらいのあいだ装着するのが理想です。後戻りの具合によっては、矯正期間よりも長くリテーナーを装着する可能性もあります。