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正常な噛み合わせで噛もう

正常な噛み合わせで噛もう

 2018.9.28. 金曜日 

日本人は、生まれつき顎が小さく、歯並びが完璧な人はほとんどいないと言われています。しかしながら実際は、矯正治療をして治している人はほとんどいないのも事実です。費用面や時間がないという人もいますが、実は歯並びが悪いということに気づいていないという場合もあります。過蓋咬合(かがい-こうごう)もその一つです。

笑顔の女性

過蓋咬合とは、上の前歯が下の前歯に過度にかぶさり、ほとんど見えないような状態を言います。見た目にはそこまでひどくはないため、わざわざ矯正治療をしようと思わない人も多いのですが、年齢を重ねるごとにさらに噛み合わせが深まってしまい、下顎に悪い影響を及ぼしたり、舌のおさまるスペースが狭くなり、呼吸に問題が生じる場合もあります。こうなる前に治療し、正常な噛み合わせを取り戻しましょう。

過蓋咬合の治療には、舌の顎の骨全体を押し広げる力が必要になります。ですから、まだ顎の骨が成長段階で治療を始めることが重要になります。大人になってからでもできないことはないですが、なるべくなら幼少期に治療を始めましょう。治療期間は、短ければ1年ほどで終わりますが、2、3年かかる場合もあります。

きれいで正しい噛み合わせとは?

そもそも、きれいで正しい噛み合わせとはどんなものなのでしょうか。
・歯並びが左右対称である
・デコボコでなく歯が並んでいる
・前歯も奥歯もバランスよく噛み合っている
・奥歯が、歯車が噛み合うように噛み合っている
・前歯は2、3mmかぶさっている
・上下の歯や顎の中心が一致している
・唇が自然に閉じる
・Eライン上に唇がある

ポイント

これらすべてに当てはまると、歯並びが良いと言えます。自分の歯を鏡でチェックしてみましょう。いくつ当てはまりますか?
当てはまらない箇所がある場合は、それだけで噛み合わせに影響が出たりします。気になることがある場合は、歯医者さんに相談しましょう。