海外での矯正治療について

マイナビが行った2017年のアンケートで、日本人の歯並びについてどう思いますか？との問いに、外国人は「良くない」と答えた人が多くいました。

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このような結果からわかるように、日本人の矯正歯科に対する意識は、かなり低いのではないかと推測できます。
矯正器具をつけている人は街中を見てもほとんどいないように、日本ではあまり矯正治療をしている人はいない、と言えるでしょう。
また、タイ、台湾、韓国などのアジア諸国と比べても、日本では矯正治療をする人が少ないと、この記事にはあります。
海外では、小さい頃から矯正治療をしている人が多くいます。中には、矯正治療が保険適応となっている国もあるくらいです。それくらい、歯並びを意識している人が多いということです。海外の小学校や中学校、幼稚園を見ると、矯正器具を付けている子どもが日本よりも多くいます。小さいうちから治療をしておいたほうが良い、というのを知っているからです。

矯正治療の重要性

最近、子どものむし歯が減っているとのニュース記事が多くあります。むし歯予防に対する意識が、昔より変わってきたからのように思います。それには、学校などの施設もありますが、親の意識も変わったのではないでしょうか。
それと同じように、歯列矯正のことも考えてもらいたいと、私たち歯科従事者は思います。

未だに歯並びが悪い大人はたくさんいますし、治そうと思わない人がほとんどではないでしょうか。海外ではあたりまえとなっている矯正治療。日本でも子どものうちからあたりまえになれば、もっとむし歯や噛み合わせに悩む人は減っていくと、思います。