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矯正歯科の歯科医院選びについて

矯正歯科の歯科医院選びについて

 2018.11.23. 金曜日 

日本には、コンビニエンスストアよりも歯科医院が多いと言われています。そんな中から、自分に合った歯科医院を見つけるのは至難の技。しかも、何度も初診でかかっていると初診料がかかってしまうので、患者さんとしては信頼して通える歯科医院をひとつ、見つけたいところです。それには、歯科医院の種類をわかっておく必要があります。

矯正する女性

矯正歯科と審美歯科の違い

矯正歯科も審美歯科も、「口元の見た目を変える治療」という点では同じです。何が違うのかというと、矯正歯科は時間をかけて、骨格も含めて口元のバランスを整えることができますが、審美歯科は歯の形や色を変えて、短期間で見た目をきれいにすることを言います。つまり、かなり重度の不正咬合などは審美歯科では治療することができません。自分の口の中と症例を照らし合わせて考える必要があります。

また、歯科医院が掲げている看板やホームページにある「○○歯科」や「××歯科専門」というのには意味があります。

・矯正歯科専門
矯正の専門の先生がいる(大学病院などの矯正科で教育を受けている先生がいる)。
日本矯正歯科学会の専門医がいる
△むし歯や入れ歯や歯周病の治療はやっていない可能性が高い。

・歯科・矯正歯科
一般診療も矯正治療もやっているので、総合的に口内環境を診てもらえる。
△予約がとりにくいクリニックが多い。

・一般歯科
矯正歯科には特化していないので、一般歯科中心の歯科医院。
△矯正専門ではないので、矯正相談ができるかどうかの確認が必要

最近では、歯科・矯正歯科の歯科医院が増えています。ですから、むし歯などの治療を終えた後に、スムーズに矯正治療に移行できます。

日本矯正歯科学会について

矯正の専門医かどうかを見極めるひとつの指標として、日本矯正歯科学会というものがあります。日本には、約6000名の学会会員がいます。そして、その中でも認定医と呼ばれる歯科医師は2500名です。そしてさらにその上の専門医は約300名。つまり、その肩書きを探せば、簡単に矯正の専門医にたどり着くことができます。

歯科医院スタッフ

外科矯正の費用

序列としては、専門医または指導医、認定医、日本矯正歯科学会員、その他の歯科医師となります。認定医だけならば、歯科・矯正歯科の歯科医院に何人かいるかもしれませんが、専門医または指導医は本当に数少ない歯科医院にしかいないということになります。何を優先するかにもよりますが、「矯正治療が初めてで心配」「重度の咬み合わせなので、専門医に治療してもらいたい」ということがあれば、認定医以上の先生がいる歯科医院を探したほうがいいかもしれませんね。