朝夕は少しずつ過ごしやすくなり、秋の気配を感じる季節となりました。夏の疲れが出やすい時期ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
こんにちは、エムズ歯科クリニック元住吉の歯科医師、大島です。今回は「歯ぎしり・食いしばり」がお口や体に与える影響と、歯科で行う対応についてお話しします。
歯ぎしりや食いしばりは、就寝中や無意識のうちに行われることが多く、ご自身では気づきにくい癖です。しかし、歯には普段の食事以上の力がかかることがあり、歯のすり減りや欠け、詰め物・被せ物のトラブルにつながる場合があります。また、あごのだるさや痛み、肩こり、頭の重さを感じる方も少なくありません。
こうした癖の背景には、ストレスや緊張、噛み合わせのバランスなど、さまざまな要因が関係していると考えられています。そのため、「意識してやめよう」としても難しいケースが多いのが特徴です。
歯科では、まずお口の中の状態やあごの動きを確認し、歯ぎしりや食いしばりの影響が出ていないかをチェックします。必要に応じて、就寝時に装着するマウスピースを用い、歯やあごへの負担を和らげる方法を取ることがあります。これは力を完全になくすものではありませんが、歯を守る一つの手段です。
また、日中の食いしばりに気づいたときは、意識的に力を抜くことも大切です。上下の歯は、何もしていないときは触れていない状態が自然とされています。こうした小さな意識づけが、負担の軽減につながることもあります。
歯ぎしりや食いしばりは、放置すると影響が続くことがあります。気になる症状がありましたら、ぜひ一度ご相談ください。お一人おひとりの状態に合わせ、無理のない対応を一緒に考えていきます。