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でこぼこな歯並び

でこぼこな歯並び

 2018.1.12. 金曜日 

近年、でこぼこな歯並びを矯正歯科で治す人が増えています。基本的に歯並びを治す、という行為は幼少期に行います。なぜなら、子どもの時のほうが歯が動きやすく、矯正をする時間も短くて済むからです。でも、昔は矯正をすると、ワイヤーの矯正器具を身に付けなければならず、「見た目が悪い」等の声もありました。見た目のコンプレックスを治すための矯正なのに、ワイヤーでさらに見た目が悪くなってしまうのなら、と矯正を拒む人もいたように思います。

プラークコントロールの必要性

しかしながら、最近ではさまざまな矯正装置があり、矯正をする人の希望に沿った治療ができるようになっています。例えば、元来あるような金属のブラケットをはじめ、白や透明の目立たない色のブラケット、歯の裏側に装着するブラケット、ワイヤーやブラケットを使わない、マウスピース型の矯正器具などがあります。どの器具にも長所・短所がありますので、自分に合った矯正器具を探してみましょう。これにより、でこぼこな歯並びもすっかり治してしまうことが可能です。

多くの人が叢生にあたる

でこぼこな歯並びは、専門的には叢生(そうせい)もしくは乱杭歯(らんぐいば)と言います。八重歯と言われるものも、叢生に分類されます。実は、12~20歳の約40%がこの叢生にあたるとの統計もあります。日本人は欧米人に比べて顎が小さいため、叢生の割合が世界的に見ても多いのです。しかし、治している人はそこまで多くないのが現状です。

先に記したように、いろいろな矯正器具がありますから、「もしかして叢生かも…」と思ったら、歯医者さんに相談してみると良いでしょう。歯並びの具合によってはできる器具とできない器具もありますから、そういったことも教えてもらえます。

ケアグッズ

歯並びがでこぼこしていると、見た目の問題もありますが、歯が前後左右重なり合っているため、歯磨きがしにくく、むし歯、歯肉炎、歯周病の原因にもなってしまいます。できれば早めに歯医者さんに行ってみてください。