こんにちは！エムズ歯科クリニック能見台管理栄養士の戸谷です。

少しずつ季節が変わってきましたね！体調管理に気をつけていきたいです🫡

今回は「ビタミンC」についてお話したいと思います。

ビタミンC、ビタミン類の中でも聞き馴染みのあるものだと思いますが、実際どのような作用があるかご存知でしょうか？

ビタミンCは歯科にも関わりがあります🦷

ビタミンCと関係があるのは「歯周病」です。

歯周病とは、歯垢（プラーク）の中にいる歯周病菌という菌によって、歯茎や歯槽骨などに炎症が起きてしまう病気です。

自覚症状がないため、気づかないうちに症状が進行し、最終的に歯が抜けてしまうことがあります。

歯磨きをした時に出血する、歯茎がムズムズすることがある、歯と歯の隙間によく食べ物がはさまるなどの症状に心当たりがある方は注意が必要です。

歯周病になってしまった歯茎は、コラーゲン線維が破壊された状態です。
ビタミンCには「コラーゲン合成促進効果」があり、壊れたコラーゲン線維の再生を促し、歯ぐきを健康に保ってくれるのです。
そのため、ビタミンCは歯周病予防に高い効果を発揮してくれるのです。

次に、ビタミンCを多く含む食品をご紹介します。（順不同）

赤パプリカ（生） 65gあたり111mg

キャベツ（生） 50gあたり21mg

ブロッコリー（ゆで） 80gあたり44mg

キウイフルーツ（緑） 80gあたり57mg

キウイフルーツ（黄） 80gあたり112mg

イチゴ 75gあたり47mg

みかん 100gあたり35mg

緑黄色野菜や果物などに多く含まれていることが分かりますね🍓

手軽に食べられるものが多いので、ぜひ普段の食事に取り入れてみてください✨

ビタミンCを摂っていれば歯周病にならない！という訳ではないため、毎日の歯磨きも欠かさず行うように心がけていただければと思います🪥